Spielwarenmesse eG
フロリアン・ヘス、イェンス・プフリューガー、クリティアン・ウルリヒの3名が7月1日付でシュピールヴァーレンメッセ社新代表取締役に就任
6月30日付で代表取締役エルンスト・キック(CEO)とハンス=ユルゲン・リヒターが退任し、7月1日から、フロリアン・ヘス、イェンス・プフリューガー、そしてクリスティアン・ウルリヒの3人が新しく代表取締役に就任しました。引継ぎも滞りなく完了しました。3人の新代表取締役は長年シュピールヴァーレンメッセ社で経験を積み、意思決定にも関わってきました。これから3人はシュピールヴァーレンメッセ社が開催する見本市の中でも、特にシュピールヴァーレンメッセが持つ、世界をリードする役割をさらに強化していきます。また、目下の課題に対応するだけでなく、産業見本市を運営する会社ならびにサービスプロバイダーとして今後起こり得る事象にも応えていきます。
フロリアン・ヘス、イェンス・プフリューガー、クリスティアン・ウルリヒはそれぞれの担当分野で大きな信頼を勝ち取ってきました。そして今、シュピールヴァーレンメッセ社の経営や子会社および関連会社の運営、ドイツ国外で開催される見本市への参加など、3人に課せられた担当職務ははっきりしています。フロリアン・ヘスは見本市運営の担当として、見本市の組織運営とセールスの責任者となります。さらに各国代表部とのネットワーク、ドイツ国外で開催される玩具専門見本市にパビリオン参加するプログラム「ワールド・オブ・トイズ(World of Toys)」と法律業務も担当します。ヘスは2016年シュピールヴァーレンメッセ社に入社しましたが、それ以前にすでにフェア・マネジメント・ディレクターとしてシュピールヴァーレンメッセ関係の出展社向けイベントとその発展に携わっていました。経営学を専攻したヘスの幅広い経験には、外国でのさまざまな戦略的チェンジマネジメントのプロジェクトが数えられます。また、資本財分野での国際的に重要な見本市の運営を務めていたこともあります。そのほか、シュピールヴァーレンメッセのような見本市運営をする会社向けのサービスプロバイダー、ヘス・コンサルティング社の代表取締役も務めています。
財務、人材管理、そしてIT分野の責任を持つのがイェンス・プフリューガーです。出資者サポート、デジタル化、そして契約管理もプフリューガーが担当します。情報科学・経営学を学んだプフリューガーのキャリアはゲーラー・タンク&インダストリーアンラーゲ社でITおよび組織の責任者として始まります。その後2000年にシュピールヴァーレンメッセでのキャリアをスタートしました。現在イェンス・プフリューガーは当社最古参の社員に数えられます。ITと財務部門の部長として、これまで財務、会計、人事とIT部門を率いて、さらなる発展に努めてきました。また、SeGベタイリグング社の代表取締役も務めています。
クリスティアン・ウルリヒはマーケティング、PRおよび広報を担当します。マーケティング、コーポレート・コミュニケーション、プレス、広報活動の責任者のほか、新領域ビジネスの開拓も担当します。経営学を学んだウルリヒはコンサルタントとして広告代理店グループのサービスプラン社でキャリアをスタートさせました。その後フィッシャー・グループで宣伝部長と国際マーケティング部長を務めました。シュピールヴァーレンメッセ社に入社後、2007年から、ブランディングを進めるマーケティング、世界中で開催される関連見本市やイベントでのマーケィング、特別なショーやイベントのコンセプト作りを担当する役員を務めてきました。クリスティアン・ウルリヒはシュピールヴァーレンメッセ社の子会社ローテン・ライター社でも代表取締役を務めています。
3人の新しい代表取締役は世界中の業界ネットワークの強力な結節点となる当社のポテンシャルをしっかりと認識しており、新型コロナウイルスのパンデミックが新たな課題をもたらしたことも見抜いています。「私たちは加速するデジタル化の波に乗り遅れることなく、同時に会場開催型見本市に欠かせないこと、つまり『体験』も大切にしながら、時代に則したコンセプト作りをすでに進めています。70年を超えるシュピールヴァーレンメッセ社の成功の歴史を継続していくことと、見本市に参加される皆様の将来的なご要望にお応えするために、あらゆることを行なってまいります」とクリスティアン・ウルリヒは誓います。